症例/坐骨神経痛(3)

患者様情報

来院されるまでの症状

以前から左腰が重たい感覚があったが、3日前から痛みが激しくなり、不安になって来院なさいました。

四診と経過

患者様 女性 30代 神奈川
初診 2012年9月
既往症 なし
他の症状 疲れていて気力がない、足のむくみ、だるさ
初診後の経過

・翌々日来院された時は、だいぶ痛みは楽になり仕事にも行けるほどに回復されていました。
・痛みがひどくなってからより、痛くなる前に治療した方が治りが早いことお伝えし、隔週で3ヶ月ほど来院していただきました。
・その後、体調が安定し、腰痛も改善に向かい出したので、現在は月1回で様子をみています

診療(診断と施術)

・季節の変わり目で気温の差が激しく体調を崩しやすい時に、もともとおもちだった腰痛が悪化して来院されました。
・診察すると腰だけでなく左脚の冷え・むくみがひどく、下半身の循環が悪くなっている状態と判断し、気血の循環を促すような鍼を行いました。

使用した主要なツボ

①大腸兪(だいちょうゆ)②環跳(かんちょう)
 ③会陽(えよう)

ひとこと添えさせていただきます

・季節の変わり目で気温の差が激しい時期は腰痛や関節痛が起きやすく、また重症化して、お仕事も休まなければならなくなる症例が多く見受けられます。
・腰痛や関節痛は悪くなる前に来院してケアすることがなによりも大切です。
・腰痛や関節痛は予防こそが改善への早道です。