症例/肩こり
患者様情報
来院されるまでの症状
・肩に凝りの自覚が常にあり、ひどくなると背中にまで広がり、息苦しくなるということでした。
・整体院でマッサージをしていただいた翌朝に頭痛や左手の指のしびれなどが始まり、日を追うごとにひどくなってきたということで、来院なさいました。
患者様 | 60代 神奈川 |
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初診 | 2009年9月 |
既往症 | 高血圧(降圧剤服用)、変形性膝関節症 |
他の症状 | 頭痛、頚腕症候群 |
四診と経過
■ | 診療(診断と施術) |
・首全体に熱感があり、僧帽筋の緊張も強かったため、熱感を取るお灸と筋緊張に対しては鍼で緩め、首と肩甲骨の動きをよくするよう施術しました。
・2日間続けての来院で、首から背中にかけての張り感は軽減し、頭痛も治まったとのことでした。
■ | 初診後の経過 |
・最初の診療では、左手の人差し指の痺れはあまり変化が見られませんでした。
・週に1回のペースで肩や腕をほぐす施術を行なった結果、10回目の治療後には痺れも弱くなり、気にならない程度になりました。
使用した主要なツボ
* ①肩井(けんせい) ②缺盆(けつぼん) ③膏肓(こうこう)
■ | ひとこと添えさせていただきます |
・肩こりは慢性化すると、様々な症状を引き起こします。
・頭痛やめまい、脳梗塞などの循環障害の予防のためにも、月に2回(隔週)程度の受診が効果的です。