症例/顔面神経痛

・日頃より右の肩こりは感じていたが、最近になって右耳の後ろあたりが重苦しくなってきた。
・来院の３日前の起床後に突然右眼を閉じることができなくなり、右顔面の鈍痛が始まった。
・そのうち徐々に口が突っ張り、うがいができなくなる等の症状も出始めたため、不安になって来院されました。

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診療（診断と施術）

・右眼まわり（顔輪筋）の緊張を緩め、右耳の鈍痛は胸鎖乳突筋の緊張をとりました
・右の口は笑おうとしても緊張して強張るので、顎下腺の圧痛をとるように施術しました。

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初診後の経過

・週2回の施術を続けました。
・6回目の治療後には痛みや突っ張りが軽減し、眼も閉じれるようになりました。
・口はまだ少し突っ張った感じがするようですが、顔面の表情筋はほぼ動かせるようになりました。

＊ ①翳風（えいふう）②耳門（じもん）③地倉（ちそう）

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ひとこと添えさせていただきます

・顔面神経麻痺（ラムゼイハント症候群）は原因不明とされていますが、過度なストレスが蓄積された時に発症することが多いようです。
・慢性的な肩こりや冷え症体質を改善し、身体のストレスを軽減することで、再発を防ぐことが期待できます。
・月2回のペースで定期的な治療を継続されるようにお勧めします。